業務が減るか、増員しない限り、早く帰るのは無理。

お客様第一だから、帰ることはできない。

女性活躍推進といっても、そもそも女性が昇進を望まない。

子育て中(介護中)だから時間がない

帰ってもすることがない

今までできなかったから、どうせできない。

働き方改革を推進するときに、
職場でこのような言葉がでるなら、
ひょっとすると、「アンコンシャスバイアス」が壁になっているのかもしれません。

日本政策金融公庫 津山支店、
津山市男女共同参画センター、
津山商工会議所の主催で、

「働き方改革を進めるために
~改革の壁、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を見える化しよう~」

というテーマで登壇いたしました。

まずはアンコンシャスバイアスとは何かを知る、
自分の中にもあるアンコンシャスバイアスに気づく、
そして、対処する

という3ステップで、
心の中に潜んでいる「無意識の偏ったものの見方」に向き合います。

参加者からは
「朝早く出社している社員を『仕事のやる気があるヤツだ!』と思っているかもしれないなあ。
実際はスマホでゲームしているかもしれないけど(笑)」

「機嫌悪そうな顔をしている同僚に対して『あ、今日は仕事頼めないな』と思い込んでいたかも」

という気づきの共有もあり、
「心理的安全性」を意識して、グループで話をしてみよう!
という最初のアドバイスを実践してくださいました。

実は講演前、
「ディスカッションがあるみたい、気が重いな~」
という参加者の声が漏れ聞こえていたんです(研修アルアル 笑)

ご担当者からは
「体験型の講義で、会場内に活気が溢れていました!」
という嬉しいご感想も届きました。

*初対面の人とのディスカッションは気が重い。

*朝早く出社する人は仕事ができる、ギリギリに来る人は仕事ができない

*機嫌悪そうな顔をしている人には仕事は頼めない

実はどれも思い込みかもしれません。

おそらく今までの経験からの思考でしょう。
でも、本当にそうなのか?

*話してみたら楽しかった

*朝早く来ても仕事には取り掛かっていない、
ギリギリに来ても、生産性高く仕事をしている

*怖い表情だけど、意外に優しい面がある

大切なことは
「事実検証」ですね。

案外私たちは「思い込み」で「決めつけ」、
本当にそうなのかは確認していなかったりします。

働き方改革でも、
「きっとこう言われるだろう」
「できないに違いない」
と、思い込みが実行の壁になることは多々あります。

本当にそうなのか?

本人に聞いてみる、
アンケートでアイデアを募る、
やってみて不具合があれば変更する

無意識の偏見(=アンコンシャスバイアス)に気づいたら、
ぜひ「事実検証」してみましょう。
働き方改革が、一歩前に進むはずです♪