こんにちは。
ビジネスコミュニケーション研修講師の川上陽子です。

岡山県と岡山労働局主催で毎年行われている
「公正採用選考人人権啓発推進員研修会」に登壇いたしました。

「公正選考採用人人権啓発推進員」とは
厚労省職業安定局が憲法の「職業選択の自由」と職業安定法に基づいて

一定規模、或いは人材紹介業、派遣業の事業主に設置を勧奨する推進員の1つです。

毎年県内の数カ所で開催され
参加する推進員の数も600人ほど。

ところが
このコロナ禍で、開催中止も検討されたのですが
担当者と協議し、オンラインでの開催をご提案したところ

「初めての試みだが、将来も見据えてやってみよう!」と

200名を超える参加者とオンラインでのライブ研修が決定しました。

 

テーマは
「多様な人材を生かす組織になるために
〜採用者が知っておくべきアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」
です。

採用の場での「人権」は
昔であれば門地、性別、国籍などによる差別をなくす、
という「コンプライアンス」的な要素が強かったです。

ダイバーシティ&インクルージョンの概念が広がった現代では、
一口に「人権」と言っても様々。

 

頭では「差別」はダメ、
と分かっていても

「女性だから営業は無理だよね」

「保育園の送り迎えで残業できないなんて、奥さんは何してるんだ」

と無意識にその人の可能性や価値観を否定してしまうと
これからの時代、戦力になる人材を採用することができなくなってしまいます。

200名以上のご参加でしたが双方向のコミュニケーションを取る工夫で進めます☆

当日参加が叶わなかった推進員の皆様には
録画動画を期間限定で配信。

動画視聴にも400名以上のお申し込みがあったそうです。

 

初めての試みでドキドキだったご担当者にも

「1回できれば経験者。5回実施すればベテランになりますよ(笑)」

とお話しし、次への可能性を感じたオンライン登壇になりました♪