こんにちは、小山内です。

 

「非常時こそ、アンガーマネジメント」第5回目は
「べき」についてです。

 

怒りの引き金=トリガーは
「べき」という言葉で表せます。

 

「帰ったら、すぐに手洗い・うがいをするべき」
「緊急事態宣言中は外出をするべきではない」
などの「べき」です。

 

この「べき」はその人が大切にしてきた価値観。
そして、誰にでも「べき」はあるものです。

 

なので、「べき」を持つことは悪いことではありません。

 

しかし、「べき」は人によって違います。

営業のAさんは「商談はオンラインで行うべき」という「べき」を持っていたとします。

ですが同じく営業のBさんは「とはいえ、お客様への対応は対面で行うべき」と考えています。

 

Aさん、Bさんどちらの「べき」もその人にとっては正しいのです。

 

この二人が「自分のべきが正しい!」と主張ばかりすると、
「こんな緊急事態に対面だなんて、Bさんは非常識だ!」
「対面でないと説明できない案件なのに、Aさんは分かっていない!」
と相手を非難するだけになってしまします。

 

では、どうすればお互いイライラせずに済むのでしょうか?

 

次回も「べき」についてお伝えします。