こんにちは、小山内です。

 

先日、同志社大学ビジネス研究科・マインドフルネスとコーチング研究会主催の
「組織にコーチング文化を根付かせるために必要なこと」講演会に参加しました。

 

久々に大学で講義を受けました。実は母校で、こうしてまた講義を受けることができて感慨深いです✨

 

今回の講演会のテーマである「コーチング」

チームビルディングの手法の一つとして注目されていますが、
今回は「1on1」に取り組む会社の社長と、実際にコーチングを受け、自身も
コーチングに取り組んでいらっしゃる社員の方からのお話でした。

 

実際に1on1を行った際の課題や成功体験など、事例を交えたお話で
とても勉強になりました!!

 

中でも印象に残っているのが

「効果的なコーチングはやり方だけではなく、
在り方とセンス、深い人間理解が必要」

ということです。

 

コーチとしての在り方、深い人間理解のためには
目の前の相手の「ありのままを見る」ことが不可欠です。

 

しかし、「ありのままを見る」のは非常に難しい!!!!

 

なぜなら、私たちは普段、自分の価値観のフィルターを通して
相手を見ているからです。

 

「あの人は腕を組んだまま話を聞いているから、きっと納得していないのだろう。」

「あいつはいつも定時で帰るから、やる気がないに違いない。」

 

相手の態度や言い方、自分の経験で判断をしてしまいがちです。

まさに、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)ですね。

 

このフィルターが、成果を出すチームビルディングの上で
大きな障壁となってしまうのです。

 

講演会では、「ありのまま見る(聞く)」トレーニングをしました。

 

「2020年にチャレンジしたいことは?」と相手に問いかけ、
ありのままに聞くというワークをしたのですが、やっぱり難しい…

 

「そのチャレンジって、本当にできるの?」

「今からやった方がいいんじゃない?」

ついつい、アドバイスや自分の意見を相手に押し付けそうになります。

 

「ありのままを見る」ためには、
相手が自己開示できる場を作ることが欠かせません。

 

相手の呼吸に合わせるペーシングなど、
実際に行っている「場づくり」もお話しいただきました。

 

私もフィルターを通さず、
相手のありのままを見て、受け入れることを
意識したいと思いました!