【7日間ブックカバーチャレンジ:Day6】

6日目の本は

▼真珠郎(横溝正史著)▼

6月から吉川晃司さん主演で
ドラマ「探偵・由利麟太郎」シリーズが

放送されるということで📺

 

原作者の横溝正史といえば、
「犬神家の一族」など
金田一耕助シリーズが有名ですが

由利麟太郎も面白いです🔍

 

そして作者が戦時中に
真備に疎開していたこともあり、
私の地元の岡山県が舞台の話も多く
映画のロケ地もたくさんあります🎥

杉本一文さんのイラスト。横溝正史といえばこれ!と言うくらい怖くて美しいです。

この「真珠郎」は
由利先生シリーズの中でも
ずば抜けてインパクト大!!!
表紙もインパクト大!!!!

「真珠郎はどこにいる。」

から始まる、わくわくぞわぞわする出だしの一文。

横溝正史の作品は

おどろおどろしいだけでなく
文学的、映像的美しさもあり、
そのコントラストが余計怖さを
引き立てていると思います。

犯人の動機も

行き過ぎた愛情だったり、
人間誰しも持っている感情だったりで
少し悲しさもあるんですよね。

もはや探偵小説の古典になっていますが、

地道な謎解きも楽しいです。

今では

「DNA鑑定で一発で犯人分かるやろ」
となるんですが(笑)

名探偵と一緒に謎解きをする

スリリングな体験はいかがでしょうか?
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7日間ブックカバーチャレンジ。
『読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、
参加方法は好きな本の表紙を1日1冊、7日間投稿する」
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