こんにちは、小山内です。
「非常時こそ、アンガーマネジメント」第4回目は
「怒りのトリガー」についてです。
前回、ライターで灯される炎が「怒り」だとすると
「辛い・苦しい・疲れた」などネガティブな感情や体の不調は
燃料だとお伝えしました。
では、どうなったら怒りが現れるのでしょうか?
引き金=トリガーとは何でしょうか?
怒りのトリガーは「べき」という言葉で表せます。
「〜するべき、〜するべきではない」の「べき」です。
最近では
「帰宅したら手洗い・うがいをするべき」
「不要不急の外出は避けるべき」
なども多いですね。
しかし、この自分の理想とも言える「べき」が
目の前の現実と違った時、トリガーが引かれます。
ニュースの街頭カメラで外出している人をみた時、
家族が帰宅してもても洗わずおやつを食べ始めるのをみた時、
「なんで出歩いているの!?」
「まず手洗い・うがいをするのは常識でしょう!?」
と怒りがふつふつと湧いてきます。
「べき」は誰でも持っている、
自分が大切にしてきた価値観とも言えます。
問題なのは、「べきは人によってが違う」ということ。
そして、一見同じ「べき」を持っているように見えても、
どれくらい強いか、その程度は違うということです。
どういうことか、次回詳しくお伝えします。