こんにちは。
川上陽子です。

某福祉協会様の人権倫理研修に登壇いたしました。
昨今ニュース等で話題になる、利用者様への虐待防止、職員間のハラスメント防止に向けた研修です。

アンガーマネジメントは、「怒りを抑える」ためのものと捉えられがちですが、
単に「怒らなくなるための」ものではありません。

「怒る必要のある」ことは上手に怒れるようになることも目指します。

また、「怒り」を向けられることも多い職場で、
相手の「怒りの言動」をどのように受けとめるか、
ということもアンガーマネジメントのトレーニングでは大きなヒントを得られます。

つまり、虐待する側、される側、
ハラスメントの加害者、被害者、
両方にとって感情のマネジメントができるスキルなのです。

さて、その研修でのワーク中、
参加者のお一人が「喧嘩しても夜寝るまでには仲直りすべき」と発言されました。

その発言を私が「喧嘩しても夜寝るまでには仲直りすべき、と思っていらっしゃるんですね」と繰り返したところ、
突然私のアップルウォッチのSiriが
『私は喧嘩をしかけたつもりはありません』
と会場に響き渡る大きな、しかし冷静な声で言ってきたのです!

70名ほどの参加者は大爆笑!

近くの参加者が
「アップルウォッチって、時々こんなことありますよね」
とフォローしてくださったので、
「ええ、AIは喧嘩しないんでしょうね(笑)」
と応えました(苦笑)。

ウワサには聞いていたけれど、
まさかのタイミングでのSiriのこの発言に、
「研修中のアップルウォッチには気を付けなくては」と思ったものの、

タイマー機能がついているので、
研修中のワーク管理にはとっても便利。

となると、
「いつどんな反応をされても、応える対応能力を身に着ける方が
ソリューションフォーカスだな」
と前向きにとらえたのでした(笑)

そして、これを書きながら、
「確かにAIは喧嘩を仕掛けたり、感情的に怒ったりしないよね」と思い、
でも、
「感情的になっては後悔し、失敗しながら、コミュニケーションを通して成長していく喜びがある人間の方がいいな」
と納得した次第です。

夕方までの研修を終えた後、大阪に移動し、
週末はアンガーマネジメントファシリテーター養成講座に登壇です。

 

また想定外の反応をしてくれるかな、と楽しみながら、
2日間アップルウォッチを付けて登壇します♪

いつもながらの新大阪の夜景を見て、ほっと一息☆