こんにちは
ビジネスコミュニケーション研修講師の川上陽子です

3連休、いかがお過ごしですか?

Stay homeで
在宅での楽しみ方や
学びなど

この1年間で行動の選択肢も否応なく変化しました

 

Y’sオフィスでも
今までのサービスをどのような形にしていくか試行錯誤し
このブログからの毎日発信をしていこう!と意気込んでおります(笑)

 

さて、今日のコラムテーマは

そもそもリーダーって?

 

 

「リーダー」を一言で表すとしたら、どのような言葉を選びますか?

「リーダー」を一文で表すとしたら、どのような表現でしょうか?

 

 

「優れたリーダーは自分の言葉で語る」

 

 

先人は色々な回答を出してきました。

 

 

*リーダーとは「希望を配る人」のことだ。

ナポレオン・ボナパルト(フランスの皇帝、政治家、軍人)

 

 

*リーダーに選ばれることは、王冠を与えられることではない。

他のメンバーの実力を最大限に発揮させる責任が与えられるのだ。

ジャック・ウェルチ(米国の経営者)

 

 

*好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。

嫌われることを恐れている人に、真のリーダーシップは取れない。

野村克也(日本の元プロ野球選手、監督、野球評論家)

 

 

いかがですか?

 

私の好きな「リーダー」を語る表現を上げてみましたが、
どれが正解か、を問いたいわけではありません。

 

 

「自分の言葉」で「リーダー像」を語れるか?

 

 

「言葉の持っている力」を理解し、使えていることが

リーダーには欠かせない要素だ、ということなのです。

 

 

「言葉」には「力」があります。

 

 

それを痛感するのが、毎年春に担当する新入社員研修です。

 

10年前と比べ、

今の新入社員研修で毎回実感するのが「リーダーの不在」です。

 

正確に言うと、「リーダー願望」の欠如でしょうか。

 

 

例えば・・・

 

「グループリーダーを決めてください」というと

 

「はい、私やります」と手を上げる (10年前)

 

・・・(沈黙)
どうする?という雰囲気でジャンケンで負けた人がしぶしぶ手を上げる

(多くは講師が再三促すまで手を上げない)  (今)

 

 

休憩時間になった途端、

 

「ホワイトボード消しましょうか?」と駆け寄る (10年前)

 

・・・「誰か消してくれる人?」と言うと、顔を見合わせながら出てくる
(リーダータイプではなく、むしろ人の嫌がることもできる地味なタイプ) (今)

 

 

昔、研修風景で見られた、

 

目立ちたい

認められたい

皆を引っ張りたい

 

という「欲求」が薄れてきているように感じます。

 

逆に

目立ちたくない

皆と一緒が良い

責任を取りたくない

 

という若者が増えているのは、現代教育の産物かもしれません。

 

 

しかし、現実には、

研修のわずか3人のグループでも、

リーダーは生まれるのです。

 

 

リーダーは自然発生的に生まれます。

 

 

前述の

「リーダーを決めてください」と指示しても

なかなか決まらないチームでさえ、

実は無意識のうちに「リーダー」は決まっています。

 

 

私は新入社員研修に必ず

チームビルディングを体験してもらうゲームを組み込みます。

 

個人が所有している限られた情報もとに、

制限時間内でゴールに達成するというゲーム。

 

 

すると、自ずとチームのリーダーが頭角を表してきます。

 

そして

自然発生的に生まれたリーダーたちにはある共通点があるのです。

 

 

それは

 

口火を切る

指示を出す

人を促す

提案をする

同意を求める

まとめる

 

そう、

「言語能力」の長けている人がリーダーとなり、チームを率いていくのです!

 

 

 

裏を返せば、

 

口を開かない

指示待ち

催促される

意見がない

同調する

まとめられない

 

言葉が出てこない人は、リーダーにはなれない。

リーダーに指名されたとしても、苦労することになります。

 

 

 

リーダーとして、自分の発する言葉をブラッシュアップしていきましょう

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