こんにちは!

ビジネスコミュニケーション研修 Y’sオフィス パートナー講師の
小山内優里子です

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以前のコラムでは
「何かを変えるためには、何かを捨てることが必要」
という内容を綴りました。

>>>【コラム】何かを変えるためには、何かを捨てることが必要

昨年のコロナで仕事のやり方も
大きく変わった方も多いのではないでしょうか。

今まで成功していた方法を踏襲することも大切ですが
時には

「今までのやり方を手放し、新しいことに挑戦する」

などリーダーには大きな決断を下すことも必要です。

でも、そんな時に部下から

「今までのやり方を変えるなんてありえない!」

「そんなことをするのは、面倒くさい!」

こんな反発をされるのではないか・・・
不安になってくることもありますよね。

しかし、ここで怯んでしまうと
更なる反発を生んでしまったり
イノベーションも起きにくくなってしまいます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

今日は3つのポイントをお伝えします。

1.決断の優先順位をつける

会社やチームの方向や
新しいシステムなどを導入するとき
変更点が一つであれば良いのですが
たくさん変更される時もありますね。

そんな時、一度にあれもこれも変更点を伝えると
部下はただでさえ不安な上に

「大変そう・・・」

「面倒臭いな」

と、ネガティブな印象を持ってしまいます。

そんな時は

・何が一番重要なのか

・どこから着手してもらいたいのか

優先順位を伝えましょう。

「これは最優先で取り組んでほしい。」

「せめて、ここまではやってもらいたい。」

一度に全て完璧な状態を求めず
段階を踏んでステップアップすることを
発信するのも重要なポイントです。

2.優先順位の理由を伝える

そして

「なぜ、その優先順位にしたのか」

という理由を「リーダー自身の言葉で」伝えます。

「やる事はわかったけど、なんでそれをしなければならないの?」

納得できないと部下はなかなか行動に移せません。

逆に言えば、納得できると
積極的に行動を起こしてくれるのです。

理由を伝えるときのポイントは

リーダーの言葉で伝えること!!

「会社の方針なんでやってください。」

「上が決めた事だから、つべこべ言わずにやれば良い。」

実際に私が部下だった時に
上司から言われた言葉です。

こう言われると

「なんでこんな面倒なことをわざわざしないといけないの?」

反発心も生まれてしまいます。

そうではなく、リーダー自身が納得した上で
自分の言葉で語るとその熱量も部下に伝わります。

「自分の言葉で語る」

とは、新しい方針や方法を導入することで
部下自身に、そしてチームに
どんな未来が待っているかを言えるということです。

「最初はやり方を変えるのは大変だけど、それができればこんな未来が待っている。」

希望が持てると

「よし!頑張ろう!!」

とモチベーションも上がります。

3.日頃から部下とコミュニケーションの量を増やす

最後は日頃から部下とコミュニケーションを取るということ。

特にコミュニケーションの量を増やすのがポイントです。

人と人同士で仕事をしているので
最後は「心」で人は動きます。

「面倒だな」と思っていても、

「あなたが言うのであれば、やってみよう!」

「ちょっと頑張ってみよう!」

部下がそう思えたら、一気に物事は進展します。

こんな関係になるには、
日頃からコミュニケーションの量をとっていることが重要!

部下の目を見て

「おはよう、今日も頑張っているね。」

と挨拶をする。

部下が相談してきたら、

作業していた手を止めて相手の話を聞く。

「お疲れ様。」と労いの言葉をかける・・・

月1回、1時間の面談をするよりも
こんな些細なことでも意識して実践する方が
よっぽど効果があると言うのが私の実感です。

「あなたのために頑張りたい!」

その気持ちは大きな原動力になります。

部下が自走してくれるようなコミュニケーションを
日頃から取れている?

ここにもぜひ意識を向けてみてください♪

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