あなたは
思っていることをズバッと躊躇なく言えますか?
それとも・・・
「嫌な雰囲気になってもまずいし・・・」
「上手く伝えられないし・・・」
「言ってもどうにもならないから・・・」
と、言えないですか?
こんにちは。
ビジネスコミュニケーション研修講師の川上陽子です。
夏休みの7月、8月は、
PTA、教職員研修、学校事務職員研修、生徒向け研修と
教育関係者向けアンガーマネジメント研修や講演に
数多く登壇いたしました。
昨日も、県内自治体の公立中学校教諭新任者研修に登壇。
研修で、いつもする質問が、冒頭の質問です。
近年、
「言えない」後者の人が、圧倒的に増えている印象です。
昨日もそうでした。
これは教育関係に限らず、
また年代、性別、職種に関係なく、そういう傾向にあります。
先日、ある大学職員の管理職向け研修に登壇した際も、
「言えない」「怒れない」と自覚している方の方が、
「言える」「怒る」と自覚してる方よりずっと多かったです。
空気を読む、
協調性を重んじる、
嫌な上司と思われたくない、
という思いから、「言えない」方が増えているのでしょう。
私もかつてはそうでした。
あるときは、言って後悔、
あるときは、言えずにストレス・・・
でも、
「言う」か「言わないか」のどちらが正しいか正しくないか、
良いか、悪いか、の選択ではなく、
「言う」なら
上手な伝え方をトレーニングして「伝える」、
「言わない」なら、
後から愚痴や文句を言って、ストレスを溜めない。
自分の判断・選択には自分で責任を持つことが大切だし、
上手に伝えるコミュニケーション力を上げていくことが、
人間関係、仕事の成果、ともによくなります。
昨日の研修のアンケートから
*感情的な怒りでは、何も伝わらないことがよくわかった。
生徒や保護者、周囲の人に思いを上手く伝えられるよう、冷静に自分の感情を
分析していきたい。
*ただ怒りの感情を相手にぶつけるだけでは伝わりづらく、
怒りの第一次感情を伝えることで、理解してもらいやすくなる、というところが
参考になった。
自分の感情を理解し、
何を伝えるか、を自分で判断し、
どう伝えるかをトレーニングしていく。
アンガーマネジメント研修を
教育現場でも
プライベートでも活かしてほしいと応援しています♪